外付けブラインド

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外付けブラインド

そとづけぶらいんど

外付けブラインドとは何か?

外付けブラインドとは、その名の通り、窓の外側に設置するブラインドです。

ブラインドといえば、家の中に取り付けるブラインドをイメージされる方が多いかもしれません。

外付けブラインドを取り付けることによって室内ブラインドの場合と比べ、夏はより涼しく、冬はより暖かい室内環境をつくることが可能になります。

考え方は日本古来の日射対策、「すだれ」や「よしず」に似ています。

外付けブラインドの特徴を、これから詳しく説明していきます。

外付けブラインドの構造

外付けブラインドの構造は、室内ブラインドとほとんど変わりません。

窓からの日差しが強いとき、ブラインドを閉じますよね。
そのとき、スラットという板状の細長い部品の角度を変えることによって、日差しを遮ったりします。

室内ブラインドの場合には、スラットの角度調整を紐を引っ張ったりしながら手動で行います。一方、外付けブラインドの場合には、スラットの角度調整を電動で行います。

室内からリモコンで遠隔操作し、外付けブラインドに内蔵されたモーターでブラインドの上げ下げ、スラットの角度調整をおこないます。最近では、スマートフォンアプリから操作可能な製品もあります。

外付けブラインドのメリット

外付けブラインドのメリット①:日射遮蔽による省エネ効果

スラットの角度調整によって、日差しを遮ったり、日差しを室内に入れたりできるのは、外付けブラインドも室内ブラインドも変わりません。外付けブラインドの機能がこれだけですと、外付けブラインドとしての旨味はあまり感じられませんよね。

夏の場合、単に日差しを遮るだけでは家の中を涼しく快適な環境に維持するのは難しいのです。なぜならば、日差しを遮るときに、ブラインドの表面温度が上がり、その熱がそのまま家の中に入ってきてしまうからです。

外付けブラインドであれば、表面温度が上昇しても、ブラインドの熱が室内に入ってくることがありません。

夏場には、外付けブラインドのスラットの角度を調整し、太陽光が室内に入り込まないようにします。つまり日射遮蔽をすることで冷房エネルギーコストを大きく削減することができます。また、日射遮蔽をおこないながら、風通しの確保も可能です。

「室内ブラインドでも同様に日射遮蔽可能なのでは?」と考える方がいるかもしれません。

外付けブラインドのメリット②:開口部の断熱性の向上

外付けブラインドによって、開口部となる窓の断熱性を向上させることができます。「断熱」といえば、壁や床などを断熱材で覆うことだけではありません。家の中で熱の出入りがもっとも多いのは窓です。

冬場になると、窓ガラスにビッシリと結露がついているのを見かけることはありませんか?

窓ガラスに結露が発生する原因は、窓の断熱性が低いことです。室内で発生した水蒸気が、キンキンに冷えた窓に触れることで、液体としてガラスに付着するのです。

外付けブラインドによる断熱の仕組みを簡単に説明します。

外付けブラインドと窓の間に空気の層ができます。この空気の層が、断熱材としての役割をはたすため、冬場に窓が直接冷たい外気にさらされるのを防ぐことができます。

外付けブラインドのメリット③:窓からの眺望を維持しながらプライバシーも確保できる


画像:オスモ&エーデル社

日差しを遮りたいと思うものの、窓の外の景色を眺められると、室内でも開放感を感じることができますよね。

その一方で外からの人の視線が気になってしまう人もいらっしゃると思います。

外付けブラインドを床と平行な角度に調整することによって、日差しを遮りつつ窓の外の眺望を維持することができます。しかも、外からの視線も遮るので、プライバシーも同時に確保します。

外付けブラインドのデメリット

とても便利な外付けブラインドですが、以下のようなデメリットもあります。

  • 設置コストが高い
  • メンテナンスに手間がかかる

それぞれ詳細を説明していきます。

外付けブラインドのデメリット①:設置コストが高い

一つは設置コストが大きいことです。室内ブラインドと比べても、外付けブラインドは設備として大型で、構造も複雑です。その分、設置費用も大きくなります。

設置する外付けブラインドのサイズにもよりますが、幅1.7m×高さ1.1mサイズの電動外付けブラインドの場合、製品価格で15~20万円程度となります。設置工事代金を合わせると、30~50万円程度かかります。

設置を検討する場合は、設置した場合にどれだけエネルギーコストが節約できるのかを計算し、初期費用と比較しながら決める必要があります。

 

外付けブラインドのデメリット②:メンテナンスに手間がかかる

外付けブラインドは、室内ブラインドに比べてメンテナンスに手間がかかります。電動であるがゆえに、消耗品であるモーターの交換(20年に一度程度)等が必要になります。

また、高い位置にある窓や2階の窓に外付けブラインドを取り付けた場合、メンテナンス時に高所での作業が必要になります。

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