ロックウール

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ロックウール

ろっくうーる


ロックウール
画像はイタリアのROCKWOOL社のサイトから引用

ロックウールはどのような断熱材か?

繊維系断熱材の1つであり、名前の通り岩を原材料として作られた断熱材です。ケイ酸と酸化カルシウムを主成分とする鉱物を1500〜1600℃で加熱し、遠心力で吹き飛ばすことで繊維状にしています。国内の多くのメーカーでは、鉄鋼スラグを原材料として用いることが多い。そのようなロックウールを「スラグウール」と呼ぶことがあります。

WELLNEST HOMEが断熱材として使用しているのは、イタリアのROCKWOOL社が製造・販売する玄武岩を原材料とする天然の「ミネラルウール」です。

ロックウールは燃えにくいのが売り

ロックウールの一番の特徴は、燃えにくいことです。そのため、WELLNEST HOMEでは、内断熱としてセルロースファイバーを使用すると同時に、ロックウールを外張り断熱として使用することで、断熱性能を高めると同時に、耐火性能も高めています。

関連記事:断熱材の種類・断熱材の選び方を徹底解説します

ロックウールとアスベストは同じ繊維でもまったく別物

アスベスト(石綿)とロックウール(岩綿)

日本語名も似ているし形状も似ていることから同じものだと思われてしまうことがありますが、実際は全く違う素材です。

ロックウールはアスベストみたいに健康被害を起こすことはありません。

アスベストによる健康被害が、以前は世間を騒がせていましたね。室内に飛散したアスベストを吸い込んでしまうことで、肺がんや悪性中皮腫などの病気を引き起こすことが問題となりました。

現在はアスベストの使用は禁止されています。

アスベストに使用される原料は以下です。

  • クリソタイル
  • アモサイト
  • クロシドライト
  • トレモライト
  • アンソフィライト
  • アクチノライト

これらの原料は先が鋭くなっているので、一度吸い込んだら体外に排出されずに刺さったまま残ることもあります。

繊維も非常に細く、直径0.02〜0.35μm(人の髪の毛の5,000分の1くらい)です。そのため、大量のアスベストが肺に溜まり、それが健康被害に原因になります。

一方のロックウールの太さは直径3〜10μmと、アスベストとの約30〜150倍の太さであり、肺に入り込むことはありません。

ロックウールの安全性について

ロックウールはアスベストに比べて安全性も高く、アスベストの代替え品として普及してきました。建材のみではなく、植物を栽培するための土の代わりに使用されることもあるくらいです。

ロックウールの安全性①:ホルムアルデヒドを含むものもある

ロックウールによっては、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを含むものもあります。

しかも、ロックウールはアスベストと違い、肺に刺さることはありませんが、吸い込んだら体内に入ることはあります。そうなれば、人体にとってロックウールも有害であることは言うまでもありませんよね。

ロックウールの安全性②:アスベストが含まれている場合がある

1989年以前に製造されたロックウールの中には、アスベストが含有しているものがあります。見た目では区別がつかず、その年代以降のロックウールを除去するしか安全性を確保する方法がありません。

ロックウールの安全性③:発がん性がある可能性がある

ロックウールは、日本やアメリカでは発がん性が認められていませんが、ヨーロッパ圏内では発がん性の可能性ありとされています。発がん性は今のところ証拠が不十分で、可能性があるくらいしかいわれていません。

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