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トリプルガラス
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とりぷるがらす
トリプルガラスとはなにか
トリプルガラスとは、ガラスを3枚重ね、ガラスとガラスの隙間にアルゴンガスのような不活性ガスを充填することで、窓の断熱性を高める窓ガラスの仕様となります。
ガラスとガラスの間に充填したガスが、断熱材としての役割を果たしています。
窓ガラスをトリプルガラスにすることによって、断熱性能だけでなく遮音性能も高めることができます。
窓から逃げていく熱の割合は全体の58%に及びます。それほど窓が果たす役割は大きいのです。それにも関わらず、日本においては窓の断熱性がそこまで重視されていないのです。
現に、日本国内でもっとも普及している窓は、断熱性の低い単板ガラス+アルミサッシの組み合わせです。このような窓の熱貫流率(Uw値)は4.65W/㎡・Kと海外諸国と比べても最低水準になります。
WELLNEST HOMEでは、トリプルガラスの樹脂サッシを採用することによってUw=0.78W/㎡・Kという世界トップクラスの断熱性能を実現しています。
トリプルガラスの方がペアガラスより断熱性が高い理由
皆さんもご存知の通りですが、トリプルガラスの方がペアガラスに比べて断熱性は高いです。
意外に思われる方もいるかも知れませんが、断熱性を高めているのは、ガラス自体ではなくてガラスの間に挟まれている空気なのです。トリプルガラスは、ペアガラスよりも空気の層を1つ多く設けている分、断熱性が高まります。
ちなみに、空気以外にもアルゴンガスを注入することがあります。アルゴンガスは、空気よりも1.5倍熱を通しにくい気体です。
トリプルガラスは結露しないのか?
トリプルガラスの断熱性が高いからといって、結露しないわけではありません。
サッシの断熱性能が悪ければ結露します。たとえば、アルミ樹脂複合サッシの場合には、アルミの箇所が熱橋(室内外で熱を通す箇所)となります。そのため、室内の水蒸気がサッシに触れて結露することはあります。
樹脂サッシを使えば結露を防げるわけでもないです。樹脂サッシといっても、単に樹脂を組んでつくった気密性の低いものは結露します。
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