ドイツ フライブルクの旅①歴史的建造物から学ぶまちづくりのヒント

ドイツ フライブルクの旅①
歴史的建造物から学ぶまちづくりのヒント

ドイツの南西部、フランスとスイスの国境近くにあるフライブルク市。
人口は23万人程度で、中世初期の雰囲気が漂う情緒あふれる街並みで知られています。

ウェルネストホームでは、創業者の早田をはじめとするメンバーで定期的にドイツ視察を実施しています。
ドイツで学んだ建築の技法やまちづくりに対する考え方、日本とのギャップなど、複数回にわたってご紹介していきます。

フライブルク大聖堂

ドイツ・フライブルク市の中心にあるのはフライブルク大聖堂です。
1200年ごろから長い年月をかけて完成された、歴史ある大聖堂。広場の中心にそびえ立つさまは圧巻です!

1100年から変わらない歴史的光景

フライブルク大聖堂の周りの広場では、土〜月曜日まで毎朝マーケットが開かれています。ソーセージ、野菜、果物、チーズ、日用品など、さまざまなテントが並び、多くの買い物客で賑わっています。

ウェルネストホーム一行が訪れていたのは春先で、花屋のテントは特にカラフル!
見ているだけで、パッと明るい気持ちになります。

この広場でマーケットが開かれるようになったのは、1100年ごろからと言われています。遠い昔から現在に至るまで変わらない光景が広がっている。そう思うと、一層素敵に思えてきますよね。

持続可能なまちづくりのヒント

フライブルク大聖堂は1500年ごろに完成したといわれていますが、完成当時から今までずっと、補修し続けています。現在も、壁面には足場が組まれているのが分かります。

数百年かけてつくったものを補修し続ける。日本の建築ではあまりみられない状況ですが、これはドイツの建築において、当たり前に根付いている考え方です。

未来に残り続けることを想定した建築だからこそ、手を加え続けているのです。そしてその周囲にマーケットが生まれ、人々の生活も未来に続いています。

持続可能な建築物であるフライブルク大聖堂には、持続可能なまちづくりのヒントが詰まっています。

旧市街「アルトシュタット」

コンヴィクト通り

旧市街地、アルトシュタットのコンヴィクト通りに到着しました。
アルトシュタットは1970年ごろに建て直されたエリアです。古い建築様式を用いて新築されていて、おしゃれな印象のエリアです。

このあたりの建物は、建物同士がドッキングしている「ラインハウス」と呼ばれる連棟住宅になっています。
ラインハウスは各戸のメンテナンスコストを抑えられるなどのメリットがあり、一軒ごとの建て直しも可能。

ウェルネストホームも、日本で導入をはじめている住まいの形です

ガレージ

続いて、市街の外へやってきました。

アルトシュタット内は、基本的に自動車での乗り入れができません。そのため住民は、街を縁取るように造られた集合ガレージに駐車しています。

実はこのガレージ、防音壁の役割を果たしているというから驚き!

日本では
「大通りに面しているから、車の通りが多い」
「駅近の物件だから、電車の音がうるさい」

なんて住まいのお悩みは、よく耳にしますよね。
しかしドイツでは、ガレージのおかげで、日本でよくあるお悩みとは無縁。
住民の方は毎朝、小鳥の声で目覚めることができるといいます。

ウェルネストホームが理想とする街並み

丘を登り、周辺を一望できるエリアに到着しました。
見下ろした先には、フライブルク大聖堂やアルトシュタット、19 世紀末前後の建築物で知られる高級感漂う地区・ヴィエーレが広がっています。

さらに奥には、シュヴァルツヴァルトと呼ばれる、フランスと国境を接するドイツ南西部の山岳地帯が。
シュヴァルツヴァルトは、ドイツ語で黒い森を意味します。まるでファンタジーの世界に入り込んだような景色は、思わず見惚れてしまう美しさです。

まさにウェルネストホームが理想とする街並み。そのため、ウェルネストホームのパンフレット、会社概要の1ページ目に、丘の上からの風景の写真が使われています。
お手持ちの方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、ドイツのフライブルグの名所である大聖堂やアルトシュタット周辺をご紹介しました。

記事の内容は、こちらの動画からもお楽しみいただけます。ぜひご覧ください。

次回は、フライブルク市役所と、郊外にある団地・ヴァインガルテンをご紹介します。
お楽しみに!

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