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「無垢フローリング」が持つ魅力と木へのこだわり【オークの床】

「無垢フローリング」が持つ魅力と木へのこだわり【オークの床】

柔らかな踏み心地、足から伝わる優しい温もり 天然のアロマオイルとも言える木材の落ち着いた香り 無垢フローリングに触れると、多くの人がいつの間にか裸足になり、 寝転がってその感触を楽しむようになります 地球環境を大事にする人や、本物志向の人が増えてきている現在、 天然の木材が持つ自然の魅力が見直されています 一方、床暖房との相性が悪いなどのデメリットもあるので、 今回は、出来れば使ってみたい、無垢フローリングについて勉強しましょう

※WELLNESTHOME創業者の早田がフローリングについて解説している動画はこちら

なぜ無垢フローリングを使うべきか?

無垢フローリングの魅力は数えだすときりがありませんが、主な魅力を簡単にまとめると以下の6つだと思います。

無垢フローリングの魅力①「本物だけが持つ美しさ」

無垢フローリングは1本1本が異なる表情を持ちます。世界中を探しても同じものが1つとありません。無数のパターンを持つ「1/fゆらぎ」は言葉では言い表せない美しさであり、樹齢の浅い木材を継ぎ足して作る「ユニ加工」とは、仕上がりの次元が違います。

無垢フローリングの魅力②「ぬくもりのある肌触り」

無垢の木材に触れた時に感じる肌触りや、踏み心地の良さは格別です。冷たくもなく、無機質な感じもしない、無垢ならではの歩行感は一度体験すると忘れられません。

無垢フローリングの魅力③「天然の除加湿器」

「木は呼吸する」と言われるだけあって、無垢フローリングは高い吸放湿性能を持っています。湿気が多いと吸収し、乾燥すると蓄えた湿度を吐き出すさまは、まさに天然の除加湿器だと言えます。

無垢フローリングの魅力④「吸音効果」

無垢フローリングは高い吸音効果を持っています。部屋の生活音、残響音をまろやかに緩和することができ、心地よい空間を作ります。

無垢フローリングの魅力⑤「長くつき合える」

ウェルネストホームが使用する無垢フローリングは「持続可能な森」から供給されています。伐採と植林がコントロールされた森から生まれる木材は、地球環境にも人間の健康にも優しく、長く付き合える家造りにおいて本物のパートナーになります。 また、無垢の木材は油分が少しずつ木目に艶を与えるため、長い時を経て熟成され、色が変色していきます。本物の木材だけが持つ、「経年美」の魅力を堪能できます。

資源の枯渇が問題視されるようになった現在、作っては壊しを繰り返してきたチープな住宅づくりは段々と時代遅れになってきています。職人の手間や時間をかけ、本物の素材を長く使う住宅づくりの重要性が見直されているのです。

それでは、5つの魅力について以下で更に詳しく見ていきましょう。

   

無垢フローリングの魅力①「本物だけが持つ美しさ」

まずは無垢フローリングの持つ美しさの源泉についてです。

四季の変化のある地域では、木は春に一気に成長を始め、夏に成長スピードを緩め、冬になると成長がほとんど止まります。1年を通して成長スピードの循環が行われる環境が「年輪」を育みます。

年輪の模様は四季の変化という自然が生み出す絶妙なリズムを奏でており、これを「1/fゆらぎ」と呼びます。

「1/fゆらぎ」とは、規則性のある不規則なループが絶妙なバランスで調和したパターンのことです。木目の他にも、そよ風やさざ波、ろうそくの炎、意外なところでは心臓のリズムなども1/fゆらぎを奏でています。赤ちゃんがお母さんに抱っこされていると、すぐに眠りにつけるのも、心臓音が「1/fゆらぎ」だからと言われています。

内装の木質化率が高い住宅が好まれるのは、工業化でプラスチック化が進んだ一般的な住宅と比較してしまうと、無垢材の持つ「1/fゆらぎ」の自然なリズムが心地よすぎるからではないでしょうか。

●木目のデザイン的な特徴を少しだけご紹介

無垢材は、丸太からの切り出し方法によって木目の模様が大きく異なります。無垢フローリング材としては、板目と柾目のどちらかの切り出し方で作られています。

柾目とは?

柾目とは、丸太の中心付近を通って年輪に垂直に切り出した時の木目を指します。柾目の木目は直線的で目の詰まった模様でソリッドな印象を与えます。性能の面でも、板目と比較して収縮や反りが小さいため、狂いの少ない木材として寸法安定性に優れた良質な木材といえます。

ただし、丸太の中心部を通っている一部のみしか柾目にならないので、1つの丸太から取れる柾目の木材は板目のものよりも少なく、価格が高くなります。

板目とは?

一方、板目とは丸太の中心を通らない部分を切断した時の木目を指します。板目の木目は柔らかな曲線を描くような形をしており、個々のばらつきの大きな目立つ模様が特徴です。柾目と比較して寸法安定性に劣るため、昔は不人気でしたが、近年では板目の特徴である柔らな曲線模様が醸し出す、木材ならではのナチュラルなインテリア感を好む方も増えています。

また、近年では木材の乾燥技術も進歩しており、板目だからと言って収縮トラブルに悩まされるというわけでもありません。みなさまは、どちらの木目がお好みでしょうか?

無垢フローリングの魅力②「ぬくもりのある肌触り」

次にご紹介する無垢フローリングの魅力は、「ぬくもり」です。

無垢フローリングの部屋で子どもを遊ばせると、走り回りまくります。そしてしばらくすると、大抵の子どもは床の上でゴロゴロして、いつまでも帰ろうとしません。そのくらいあたたかくて気持ちがいいです。

「無垢材は温かい」という話を耳にしませんか?実際にビニールシート張りの化粧フローリングと無垢フローリングの住宅では体感で温かさの違いが実感できます。特に室温が22℃を下回るとその差は非常に顕著です。

この体感差には、熱浸透率(J/s0.5m2K)が関係しています。熱浸透率は建材の熱伝導率(熱の伝わりやすさ)と比熱(熱を貯められる容量)そして比重(体積当たりの重量)によって決まります。

例えば無垢フローリング材料であるオークの熱浸透率は500(J/s0.5m2K)と、鉄筋コンクリート2250(J/s0.5m2K)の約5分の1であり、冬季に床温度が低くなっていても、足裏から熱が奪われにくいため、心地よく感じます。

熱浸透率は主に熱伝導率と比重などによって変化するため、樹種によって大きく異なります。 例えば、針葉樹の杉材と広葉樹のオーク材を触ってみると同じ温度では断然スギの方があたたかく感じます。 杉材の比重は0.4、オーク材の比重は0.7なので、同じ温度でも杉材のほうが倍以上あたたかく感じるのです。 ただし、比重が軽いとその分柔らかくなるため、傷やへこみはつき易くなります。

木の家のほうが、コンクリート製の家よりも体に優しいという研究報告があります。

静岡大学農学部の研究発表*1)によると「木製」「金属製」「コンクリート製」の三種類の巣箱を作成し、ネズミの母子を飼育し、その行動と発育を調査したレポートがあります。それぞれの巣箱では母ネズミの行動に違いがみられ、木製巣箱がもっとも授乳時間が長く、金属、コンクリートの巣箱では木製と比較して授乳時間が短いことが多く、子ネズミの体重は木製が最も大きく、金属、コンクリート製は小さい傾向がみられています。最も差が出たのは、子ネズミの生存率であり、木製の巣箱では85%が生存していたのに対して、金属製では40%、コンクリート製に至ってはわずか10%と非常に大きな差となったことが報告されています。このような大きな差を及ぼした要因としては、建材の材質による熱の奪われ方の違いではないかと考えられています。

静岡大学の実験からも推察できるように、すべての恒温動物は体から大量の熱を継続的に奪われる環境(寒い環境)では、寒さによる強いストレスによって精神的に情緒不安定になり、免疫力の低下から風邪などの病気にかかりやすくなることが推察されます。

●木の床の持つ良質な歩行感も大きな魅力です。

石やタイルなどのかたい床の上で長くたっていると疲れが溜まりやすくなります。石やタイルなどの硬質床は足から受ける力を吸収せず、ダイレクトに足に跳ね返してしまうため、足へのダメージが強くなるからです。

では、柔らかければいいのかというとそういうわけでもないのが難しいところです。軟らかすぎる床も、今度は足にかかる力を吸収しすぎてしまい、必要以上の力をかけなければならず、歩行感が悪くなってしまいます。(降り積もった雪の上を歩いた時を思い浮かべればピンときませんか?)。

固すぎてもダメ、柔らかすぎてもダメなワガママな私たちの足には、床の素材は硬すぎず柔らかすぎず適度に衝撃を吸収して反発する「いい感じの硬さ」が必要とされています。

すり減らない耐久性も必要

また、床材には、硬さや柔らかさだけではなく、歩いているうちに擦り減ってしまっては困るので、高い耐久性も求められます。とはいえ絶対に擦り減らないほど硬くて強い床だと足腰に負担がかかるだけでなく、転んだ時に頭でも打ったら大変なことになります。

無垢フローリングはこれらの多様な性能がバランスよく併せ持つ理想的な床材であるからこそ、世界中で今なお愛され続けています。

*1) 出典:静岡大学 生物的評価法による各種材質の居住性に関する研究

無垢フローリングの魅力③「天然の除加湿器」

「木は呼吸する」という表現を使うことがあります。

この場合、呼吸といっても人間のように空気を吸ったり吐いたりする呼吸とはちがい、周囲の温度や湿度に合わせて空気中の水分を吸ったり吐いたりしているという意味で、“呼吸している”と表現されています。

特筆すべきは、切られて木材に加工されてもなお、この“呼吸”を続けるという点。乾燥した木材は自然に湿気を吸収・放出を繰り返し室内の湿度を調整しています。すなわち部屋の中が乾燥している状態では、木の中に含まれている水分を吐き出して縮み、逆に湿気の多いときには、余分な湿気を吸収して膨らみます。こうした現象が“木材は生きている素材”といわれる所以でもあります。

https://wellnesthome.jp/2213/

上記のような「呼吸による調質効果」が得られる理由は、木材の持つ高い湿気吸放湿性能にあります。例えば、6畳の部屋にある空気が含むことができる湿気容量(飽和水蒸気量=湿気を取り込める最大量”25℃換算”)は、厚さ3㎜で1平方メートルの木材が飽湿したときの水分量に相当します。つまり、木材の湿気容量は空気の湿気容量と比較して数千倍も大きいため、木材によって室内の湿度を調質することが出来てしまうわけです。

徳島県林業総合センターによる実験で、同じ広さを持つ、「A:内装の木質化率の高い部屋(壁:スギ材)」と「B:普通のビニールクロスの部屋」で実験したところ、木質化率の高いA室は、B室と比較して、明らかに外気の湿度変化との連動性を低く抑えられています。

内装の木質化でインフルエンザ予防

話は少し飛びますが、毎年冬季になるとインフルエンザが大流行しますね。実は、木材の調質効果によって、「内装の木質化率が高いとインフルエンザの予防効果が高い」という研究データがあります。木造校舎とRC校舎とで、児童のインフルエンザによる学級閉鎖数を比較したところ、木造校舎はコンクリート校舎の約1/3という調査結果*2)となりました。これはインフルエンザウィルスの特性として、湿度が50%以上になるとウイルスの多くが不活性化するからです。

教室が乾燥している状態では、内装木材の中にある水分が吐き出され、湿度が上がるため、木造校舎ではインフルエンザの感染が減ったと考えられています。

同様の調査は他にも老人ホームなど様々な施設でも取り組まれており、やはり内装の木質化率の高い老人ホームでは、インフルエンザの感染や転倒による骨折、不眠を訴える人の割合が少ないという結果が出ており、老若男女問わず内装の木質化率と健康の相関関係は高くなります。

ただし、木は呼吸とともに激しくサイズ変化を起こす。

木の呼吸による調湿効果は、わたしたちに快適な住環境をもたらしてくれます。ただし、その反面木は呼吸と共に激しくサイズ変化を起こします。

木材中に含まれている湿気の量は、「含水率」という指標で表されます。含まれる湿気の量が多い(含水率が高い)と木は膨張して大きく、逆に少ないと(含水率が低い)と収縮して小さくなります。そのため、無垢フローリングは隙間が空いたり、沿ったり、床なりを起こしたりすることがあります。

大手ハウスメーカーが無垢フローリングを嫌う理由は、この寸法安定性の低さと個別のばらつきにあります。木の目利きや個別適応などの地域性の高い建築手法を苦手としているため、寸法安定性に優れた工業化された化粧フローリングやビニールクロスなどの新建材を好んで使用しています。

なお、床の隙間はダニの死骸やほこりなどのハウスダストの温床となるため、アレルギー疾患の発症などの健康リスクが高まるため、健康住宅を目指すにあたっては大きな障害となります。

どのぐらいサイズ変化を起こすか?

木は呼吸とともに伸縮します。含水率15%のときの長さを基準にした含水率1%あたりの収縮率は「平均収縮率」と呼び、施工後の無垢フローリングの収縮幅の目安(フローリングの施工のエクスパンションサイズなどの選定)にします。 具体的には、木は含水率が繊維飽和点以下になると、収縮を始めます。ただし、全方向に均等に収縮するわけではなく、XYZ方向ごとの収縮率(伸び縮みする大きさ)は異なります。

板目方向(20~50倍) > 柾目方向(10~25倍) > 繊維方向(1倍)

特に繊維方向(長手方向)はほかの2方向と比較すると変化量が極めて小さくなります。そのため、無垢フローリングは、繊維方向である縦方向にはほとんど変化しませんが、季節変動に合わせて横方向には大きく伸び縮みします。(夏には隙間が埋まり、冬には隙間が大きくあく。)特に床暖房を行う場合は伸び縮みがさらに激しくなるため、幅広タイプの無垢フローリングは床暖房では使用できない場合がほとんどです。

ウェルネストホームでは、このような木材の方向による収縮率の違いを利用して、寸法安定性の高いウェルネストフローリングを開発しております。無垢フローリングの良さを最大限発揮しながら、一般的な無垢フローリングと比較して圧倒的に小さい収縮率を誇るため、190㎜の超幅広フローリングで床暖房アリにも関わらず、ほぼ隙間のない美しい床模様をご堪能いただけます。

*2) 出典:橘田紘洋 木造校舎の教育環境

無垢フローリングの魅力④「吸音効果」

無垢の木が持つ音場調整能力も見逃せません。

例えば、市役所や公民館などの大規模施設は、カラオケのエコーのように残響音が強く不快な音場が形成されていることが多く見受けられます。その理由は、大規模建築物で耐久性を高めるために多用されるタイルや石材、コンクリートなどの硬質な内装材は、音をそのまま反射してしまう特性があるため、残音が耳障りに感じやすくなります。

内装に木材を多用した場合、木材は多孔質構造のため、高温から低温まで幅広く吸音するので、残響音が減衰してコンクリート仕上げなどと比べて音場が安定します。そのため、最近では公共建築物でも内装の木質化が推奨されています。

高度な音響効果を要する格調高い劇場や大切な議論をする国会議員場などは木質化率が非常に高い理由は、木材の優れた吸音性能にあります。 ビニールやプラスチックで作られた新建材(表面だけ木を模した工業製品)には本物の木の持つ「高い吸音性能」までは模倣できないため、 「本物の木材」にこだわる方が増えてきているのは、五感が違いを感じ取っているからなのではないでしょうか。

無垢フローリングの魅力⑤「長くつき合える」

ウェルネストホームでは、デンマーク産樹齢200年のヨーロピアンオークをメインに、北ヨーロッパ産のヨーロピアンオーク材を無垢フローリングの床材として使用していますが、それらは全て「持続可能な」森から切り出されています。

持続可能な森とは、森の存続を第一に考える「サスティナビリティ」の理念に基づき、伐採と植林が同時にコントロールされている途絶えることのない森を指します。

ウェルネストホームでは、森林保護および違法伐採撲滅のため、無垢フローリングの供給元はすべて、持続可能な森林管理を推進することを目的とするサスティナビリティ認証を受けています。

持続可能性の高い社会とするためにも、違法伐採の疑いのあるトレーサビリティの取れない無垢フローリングの使用を許容するわけにはいきません。

残念ながら日本は違法伐採に対する法規制や問題意識が低いので、安さを優先するあまり、トレーサビリティが取れないフローリング材(違法伐採や植林せずに切りっぱなし)が多く見受けられます。特に、中国、ロシア、アフリカ、東南アジア、南米産の無垢フローリングには注意が必要で、インドネシア産では5割、ロシア産では2~3割が違法伐採であると報告されています。

持続可能な森から供給されている質の良い木材だからこそ、地球環境や人間の健康にも優しく長く付き合える家造りの基礎となるのです。最近では無垢フローリングをネットでも注文できますが、残念ながら木材のトレーサビリティなどについての記載を見かけることはまずありません。

出典元:Global Forest Change,2000-2012

違法伐採と森林認証 http://watashinomori.jp/study/basic_01-4.html

 

ウェルネストホームが選び抜いたのは、樹齢200年のオーク

そして、私たちウェルネストホームがメインで無垢フローリングとして採用している、デンマーク産樹齢200年のヨーロピアンオークについてご紹介します。

デンマーク産のオーク材はその強さと丈夫さから、ヨーロッパ中世のヴァイキング(ゲルマン民族の一派ノルマン人の別称)たちによって軍艦の建造のために使われていました。

一隻の戦艦の建造には、樹齢200年を超えるオーク材が1400本以上必要とされています。そのため、デンマーク王国の国力維持にはオーク材の備蓄が必要不可欠となり、デンマーク政府は伐採と植林を同時にコントロールするようになりました。

しかしながら1801年〜1814年のイングランドとの長期にわたる戦いによって、デンマークの艦船は破壊されあるいは拿捕され、オーク材の供給が不足する非常事態となってしまいました。

これを受けて当時のデンマーク国王は、将来の戦艦建造のためにオーク材を植林することを命じたのです。この時植林されたオーク材が、「海軍の森」です。時が経ち、技術が発達すると、戦艦建造にはオーク材は使われることはなくなりました。

今日の私たちはこれらの樹齢200年の素晴らしい木々を、持続可能性の高い住宅づくりという平和的な目的で使うことができるようになりました。

上写真: 1801〜1814年のイングランド戦争でデンマーク海軍が壊滅した後、1822年に植えられた「ネルソン卿のオーク」デンマーク・シェラン島で今も成長を続けています。

上写真:切り出された立派な「海軍オーク」

ウェルネストホームの無垢フローリングは、この海軍の森から切り出された、樹齢200年の超優良なオーク材を幅広長尺一枚フローリングとして使用しています。樹齢の浅い木材を継ぎ足して作る「ユニ加工」とは、仕上がりの美しさの次元が違います。

ぜひ、オーク材が持つ魅力を存分に引き出した無垢フローリングを体験していただきたいと思います。

※入荷時期により、フランスやドイツなどのデンマーク以外の北ヨーロッパ産のオーク材(FSC認証林)を使用する場合があります。

木材だけでなく、製造工程までこだわります。

持続可能性の高い社会を目指す弊社は、環境保護を考えて良い物を長く使うことを基本理念としています。そのため、原材料となる木材のトレーサビリティだけでなく、製造する工場の条件にもこだわりを持っています。

品質、環境認定、労働基準、ゴミの再利用を考えた工場など、下記の条件を基準としています。

  1. 環境保護に対しての強い意識がある
  2. 労働環境に対しての強い意識がある
  3. 環持続可能な森からしか原材料を仕入れない
  4. 品質の良い物を安定して作る事ができる
  5. F☆☆☆☆(Fフォースター)で生産できる
  6. ヨーロッパレベルのマーケット・デザイン能力を持つ
  7. 実際に北ヨーロッパへの輸出の実績を多く持つ

そこで、最終的にたどり着いた製造場所は、マレーシアのとある工場です。 一般的には知られていませんが、マレーシア政府は100年以上にわたり、森林を守る取り込みを続けております。 マレーシアの森林は、Ministry of Natural Resources and Environmentと Ministry of Plantation, Industries and Commoditiesの二つの省で管理されております。 また、木材のTraceability(材料の元の木を検索できる)システムが確立され、その認定はMTCSとPEFCと呼ばれています。(東南アジア版FSN認定)

詳しくは→マレーシアの取り組む持続可能な林業

このようにマレーシア全体が環境への意識が高く、そしてウェルネストホームの選んだ工場はさらに突っ込んで環境保護を高く掲げ、生産ラインの労働環境にも注意を払っています。また、高性能なドイツ製マシンを使用しており、ヨーロッパの市場との取引実績が豊富という条件をクリアーしています。 もちろん、FSNをはじめ、PEFC、MTCC、Green Label Singapore、ISO9001/2008,ISO14001/2004 Standards of environmental managementなどの多くの持続可能な森としての認証を取得しています。

持続可能性の高い未来のためにも、使用する素材の一つ一つにこだわりを持つ、これがヨーロッパの常識、そしてウェルネストホームの譲れないこだわりでもあります。

▼違法伐採問題に興味のある方は、ぜひこちらもご覧ください。

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