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「坪単価いくら?」で住宅を買ってはいけない理由【住まいのコストに関する意外な落とし穴】 WELLNEST HOME創業者 早田宏徳が語るシリーズ⑩

「坪単価いくら?」で住宅を買ってはいけない理由【住まいのコストに関する意外な落とし穴】 WELLNEST HOME創業者 早田宏徳が語るシリーズ⑩

住宅の購入を検討されているお客様が口を揃えておっしゃるのが、「坪単価はいくらですか?」という質問です。お気持ちは痛いほど分かりますが、住宅の購入を坪単価だけで考えるのは非常に危険なことです。なぜならば、皆さんが85〜90歳まで生きるとしたら、家の建築費にかかる費用など、ごくわずかだからです。住まいに一生涯かかるコストのことを「住まいのライフサイクルコスト」といいます。WELLNEST HOMEの住宅は、一般の住宅に比べて建築費用は高いです。しかし、ライフサイクルコストの観点で見れば、10〜15年後には一般の住宅と等しくなり、30年後には500万円近く安くなります。WELLNEST HOME代表の早田宏徳が、住まいのライフサイクルコストについて詳しく解説します。

※WELLNESTHOME創業者の早田がyoutubeチャンネルで坪単価について解説している動画はこちら


住まいのライフサイクルコストについては、家づくりラボの記事-マンション、戸建てのコストを比較| FPが語る60年後にお金が貯まる賢い家の買い方で詳しく解説しています。

住まいのライフサイクルコストの代表例①:メンテナンスコスト

住宅を購入されるときにみなさんが質問されるのが、「坪単価いくらですか?」ってことです。

坪単価いくらかというのは非常に初歩的な話で、実は建築費用の中の、家を買うのが35歳で一般的に85歳から90歳まで生きるとしたら、建築コストというのは非常に少ないです。

実は、光熱費や修繕費、場合によっては30年目に大規模なリフォーム費がかかったり、それをやっても結局長持ちしないから建て替えと、結局こういう費用がかかるんです。

みなさん戸建、持ち家を買ったときに、買った時の住宅ローンばかり考える方が多いんですけど、もう一つ考えて欲しいのがメンテナンスコストなんです。

マンション買った方はご理解いただけてるんですけど、修繕積立金と共益費というのが多いところだとひと月4万円とか、少なくても2〜3万円はみなさん払っていらっしゃるんですね。住宅ローンとは別で。

それよりも戸建の方がお金がかかります。 修繕積立金といってもたくさんあるマンションのバルコニー側と廊下(玄関)側部分の補修だけでそれだけ費用積み立てるだけです。

住宅の場合には屋根、外壁、全部外にむき出しで、それを全て自分で負担しないといけないのですごいメンテナンス費用がかかるんです。

例えばこれは住宅産業協議会という、一般的な建材メーカーさんやハウスメーカーさんが運営されている団体さんが発行されていて、インターネットでも見れるので詳しく見ていただきたいですが、屋根、外壁、バルコニー、外部ということで窓。

それから室内のフローリング、クロスという形で、メンテナンスでこれくらい予算取っておいてくださいということが書かれています。

例えば屋根なんですけど、これだけメンテナンスに費用がかかるんです。

  • 10年目に表面塗装で40万〜50万
  • 外壁、表面塗装で60〜80万
  • ゴムの打ち替えがだいたい30〜40万円(サイディングの板と板の間にゴム)
  • それに伴う足場は別料金

一般的に10年に1回200万円くらいかかって、10年目、20年目とお金をかけて30年目には屋根の葺き替えで100〜150万円、外壁の張り替えで200〜300万円、これがまた別でかかってしまう。

ということで外壁だけでもすごくお金がかかるんです。 フローリングも、皆さんが知っているフローリングは木の板のよう見えますけれども、ベニヤ板の上に木の皮を張っているだけなので、10年くらい椅子でガタガタしていると剥がれたりするんです。

ですのでフローリングも部分補修を繰り返しながら、30年目には貼り替えと書かれています。

これが1平方メートルあたり1万5千円〜2万円、100平方メートルだとしたら150〜200万円。

当然床を貼り替えるときには、キッチンも全部剥がさないといけませんし大変ですよね。

それで私たちがこの表を簡単に、一般的なハウスメーカーさんが10年目にだいたい300〜400万円、20年目も300〜400万円、30年目に1000〜1500万円くらいかかるということがこちらに書かれています。

それに比べてウェルネストホームはどうなんですかというと、私たちは実は外壁は30〜40年前からドイツで一般的な材料を使っていますけど、30年目に再塗装で60〜80万円くらい。

屋根に関してはガルバリウム鋼板というですね、特殊合金のものを使っているんですが高耐久性のガルバリウム鋼板でよろしければ大体30〜60年長持ちすると言われていますし、仮に30年の貼り替えでしたら100〜150万円でできると思います。

ウェルネストホームでしたら先ほどのものと同じように、一般的なハウスメーカーさん、住宅屋さんと比べてみても圧倒的にローコストで作られているんですね。

この辺は、例えばなんですけど床も木材でして、貼り替える必要がありませんので、30〜40年目にどうしても傷がついて汚いなと思ったら、表面だけ削っていただければもう一回使えますし、基本的には100年長持ちするように、別の動画で柱が腐らないことは何度も申しましたけれども柱以外にも、外壁も内装も全部交換できるようになっています。

住まいのライフサイクルコストの代表例②:ランニングコスト(光熱費、エアコン)

あとランニングコストなんですけれども、ランニングコストに関して当然わかりやすいのが光熱費です。

こちら仙台のお客様の1年間の電気代と太陽光発電を4.7kwh、大きな屋根ではなく小さな屋根で十分のサイズを乗せているんですが、仙台で1年間で3486kwhの電気を使ってオール電化で暮らされています。

それに対して5330kWhを生み出していますので、これから電気代が炭素税の導入や原発の廃炉費用や再生可能エネルギーの普及で仮にどんどん電気代が上がったとしても、EVと連携していただいて自分で充電して使ったら0円ですよね。

ということで、ランニングコストでここ一番大きいです。

あと、もう一つ考えていただきたいランニングコストですが、エアコンが4台必要な家とウェルネストホームのようなエアコン1台で十分な家。

エアコンも1台10〜15万円くらいします。 こちら大体10年で交換しないといけませんので、4〜5台ある家の10年に一回の交換、一回で50〜70万円、これを10年に一回やっていると30年でいくらかかるでしょうか。

私共はそもそも1台なので10万円で済みますよね。

これもやはりランニングコストとメンテナンスコストに関わってきます。

50年単位で考えればWELNEST HOMEの家のほうが3,000万円安い

住宅を買った時の値段が仮に500〜600万円高いとしても、普通の住宅を2000万円で作られた家と比較したとしても、10〜15年で同じになり、30年経ったらウェルネストホームの方が500万円くらい安くなり、ましてや一般の家は大体気密が取れていないので、大体40年くらいで壊れて建て替えになりますので、建て替えになってしまうとどうなるでしょうか。

こういうことをですね、一生のライフサイクルコスト、住宅における一生で払う金額がウェルネストホームであれば50年で5000万円以下でしょう。

一般の会社で建てられると最初はウェルネストホームが500万円くらい高いんですけど50年単位で考えてみると8000万円になります。

これを私たちは住宅におけるライフサイクルコスト、LCC相談という風に呼ばせていただいています。

この50年の間に何が起こるかわからないと思います。 特に今、2018年の9月中旬なんですけれども、ついこの間の大規模な風速60メートルの台風その二日後に北海道地震というものがありました。

2年前に熊本でも震度7の地震、1年に一回くらいすごい地震がきている気がします。そして台風も年々強くなっていると。

こちら実例なんですけれども、大阪の北部地震が2018年9月から数ヶ月前にありました。

あの時も枚方とか高槻周辺は揺れが強かったんですけど、弊社では壁が割れたり屋根が脱落する事故は1件もありません。

動画にも出ていただいているんですが、施工事例にも出ていただいている福島県いわき市の但野様です。

こちらに至っては3.11、東日本大震災の時に施工していて、外壁を塗り終わったあと、足場を解体した後に揺れが来たんですよね。

そこから震度6強、震度5強、もう何十回起きたかわからないんですが、未だかつて外壁にはヒビ一つありません。

あと先日の大阪の風速60メートルの台風の時。 私共の大阪のモデルハウスが関西空港の近くにありますが、電柱がなぎ倒されて大変な状況でした。

その時のウェルネストホームの外壁が、周りの家の屋根やものがどんどん飛んできたので外壁がちょっとだけ欠けていたんですが、欠けているだけですので簡単に補修できます。

且つ、窓は全て内側から交換可能です。 一軒、樹脂窓にとても分厚い鉄板が刺さっていたんです。

当然そのままにしておいたらどんどん水が入りますし、熱橋になって建物に影響がありますので、近い将来窓を交換させていただくんですが、ウェルネストホームでは簡単に交換できるんです。

普通の住宅メーカーさんでは窓を交換するというのは、ぜひご質問していただきたいんですが、かなり至難の技です。

おそらく付近の外壁を全て交換しないとできませんので、窓の交換はとんでもない金額がかかるんですが、弊社では本当に簡単にできます。

そういうことを考えても、万が一この50〜60年の間に地震や台風などの災害が起きても、比較的メンテナンスしやすい物で作られる。

これもLCC的に大事なことだと私たちは考えています。

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