私たちがつくる家は、暑さや寒さに悩まされることのない、心地よい空気、静けさの中でぐっすりと眠れる時間、それらが当たり前にある空間です。本当に快適な場所に身を置くと、何気ない日常にも満ち足りた気持ちが生まれてくるはず。家族の安全を守る堅牢な家は、100年先の未来へとバトンをつないでいきます。

2007年にドイツで誓った「持続可能な街をつくる」という夢。それを叶えるため、まずは戸建て住宅に専念し、さまざまな経験とエビデンスを得ました。次に挑んだのは、戸建て住宅に比べはるかにエネルギー効率のよい集合住宅の建設です。北海道ニセコ町で、集合住宅を主体とした持続可能なまちづくりに取り組んでいます。

住宅だけでなく、商業施設や公共施設、ホテルなどの非住宅分野においても、建物の断熱性を高めることは喫緊の課題です。私たちは、戸建て住宅で培ってきた技術と知識を、エネルギー消費の大きい非住宅建築にも展開。さらに、再生可能エネルギーの普及にも力を注ぎ、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを一層加速させています。