シロアリ対策予防工法のデメリットを比較!緑の柱はもう古い?【新築を建てる人必見】
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しろありたいさく
シロアリ対策がなぜ必要かは、今さら申し上げるまでもないですよね?
シロアリを放っておいたら、家はあっという間にシロアリに食い荒らしてしまいます。シロアリの繁殖力は凄く、数ヶ月放置するだけでも家に致命傷を与えてしまうのです。
シロアリの被害を受けてしまった家は強度が急激に低下し、地震に耐えることもできなくなってしまいます。
忘れることのできない阪神淡路大震災、災害調査の結果で地震の被害にシロアリが大きく関係していることも明らかです。
シロアリ対策には以下の4種類があります。
緑の柱以外の処理方法は、効果はもって5年間であり、定期的に薬剤処理しなければなりません。
一方、緑の柱の半永久的に持続することができます。薬剤を加圧注入し、木材の中まで浸透させるため、持続期間が長いのです。
建築後に緑の柱に変えることはできないので、緑の柱を使うならば新築を建てるか緑の柱を使った中古住宅を手に入れるしかありません。
シロアリはイヤだけど薬を撒き散らして人体に害はないの?
皆さんとしては、このようなことが気になりますよね。人体には無害でシロアリには毒性ありという都合のいい薬剤があるならば、それを使ってシロアリ対策をしたいですよね。シロアリ対策の薬剤には様々な種類があります。各薬剤の安全性について詳しくみていきましょう。
シロアリ駆除用として一番使われている薬剤です。
農薬としても使用されている安全性の高い薬剤です。人体への毒性が低く、昆虫に対して選択的に毒性を発揮する成分になります。市販もされており、気軽に手に入れることができます。
カーバメートはシロアリ対策の効果が出やすい薬剤で、光や熱にも強く持続しやすいのも特長です。しかし、その分健康被害を及ぼしやすく、シックハウス症候群の原因ともなります。
市販のシロアリ駆除剤に含まれている場合がありますが、カーバメート単体の薬剤として使う場合には、素人が使うのは危険なため専門知識をもつ業者などに任せるべきです。
フェニルピラゾールは、カーバメートよりも更に高い殺虫効果のある薬剤です。ペットの首元につけるノミ除け剤や置き型のゴキブリ駆除剤にもフェニルピラゾール系の薬剤が少量含まれています。
フェニルピラゾールも人体への毒性が高いため、専門知識のない素人が使用するのは避けるべきです。
ヒノキチオールは木材由来の成分です。先にご紹介した3つと違い天然由来の成分なので、人体への毒性はありません。ただし、ヒノキチオールだけでシロアリを駆除するのは難しいです。
ホウ酸(ホウ素化合物)は、シロアリへの毒性が高い一方で人体には無害な薬剤です。ゴキブリ駆除用のホウ酸団子を聞いたことがありませんか?そのホウ酸団子と同じ成分です。シロアリもゴキブリの一種なので、シロアリ対策としてホウ酸は効果的です。
ちなみに、WELLNEST HOMEが断熱材として使うセルロースファイバーにもホウ酸が含まれています。
マイトレックACQの主成分は、銅化合物と塩化ベンザルコニウムです。緑の柱に使用されている薬剤になります。
銅化合物は10円玉などの銅貨をはじめ調理器具などに用いられており、人への毒性はありません。
また、塩化ベンザルコニウムは医薬品で歯磨き粉やウエットティッシュ、洗濯用洗剤などの防腐剤や、病院などでは消毒液などとして使用されている安全で一般的な薬剤です。
上述した6つの薬剤は、どれもシロアリ対策には効果はありますが、人体に無害という観点で言うならばホウ酸、マイトレックACQを使うことをおすすめします。
先ほどもお話ししたように、マイトレックACQは緑の柱に使われる薬剤です。緑の柱についてはこの記事の中で十分にお伝えしきれなかったので、もし興味がある方はこちらの記事を読まれてみてください。
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