高気密・高断熱な家に住んでみてわかる、メリット・デメリットとは?【実際の声を4つご紹介】
「高気密高断熱な家って、どうやらすごいらしい・・・。」
「けど、どこがすごいの??実際に住んでいる人の声も聞いてみたい!」
とお困りではありませんか?
本記事では、下記について詳しくご説明いたします。
・高気密高断熱な家とは
・高気密高断熱な家のメリット/デメリット
・高気密高断熱な家に住んでみての、実際の声
読んだ後(所要時間:3~5分)は、「高気密高断熱な家について、メリット/デメリット」「どんな高気密高断熱な家を選べばいいのか」についてご理解いただけます。
contents
高気密・高断熱な家とは
気密性や、断熱性が高い家のことを、「高気密高断熱」な家と呼びます。
「気密性が高い」・・・木と木のつなぎ目や、窓やドアの周囲、配線・配管やコンセントボックスまわり等にある、小さな隙間が少ない。そのため、〜〜で、アレルギー物質/有害物質等を家に入れない。
「断熱性が高い」・・断熱材の種類や設置場所/設置方法が優れており、夏は暑い空気を入れず、冬は家の暖かい空気を逃がさない。
高気密・高断熱な家のメリット・デメリット
次では、高気密高断熱な家の、メリット・デメリットについて見ていきましょう。
メリット
①家中の温度/湿度を一定に保ちやすい
気密性や断熱性が高いと、わかりやすくご説明すれば、
夏は、涼しい空気を外に逃さず、暑い空気を家の中に入れません。
また、冬は、暖かい空気を外に逃さず、寒い空気を家の中に入れません。
そのため、1年を通して快適な住環境で過ごすことができます。
②アレルギーなどの健康被害が抑えられる
気密性が高いと、花粉やPM2.5といった有害物質を家の中に入れず、健康被害を防ぐことができます。
気密性が低い場合、換気口にフィルターを付けても、隙間風の量に比例して微粒子状の有害物質が室内にたくさん入ってしまいます。
下記記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
>>「気密性」が必須な8つの理由【高気密・高断熱はハウスメーカー任せではダメ!】|WELLNEST HOME
③ランニングコストが抑えられる
1年中、家の温度・湿度の変化が少ない状態です。
そのため、冷暖房を使う頻度が減ったり、間取りが工夫されている場合は、家中に冷暖房の風が広がりやすく、光熱費が抑えられます。
デメリット
①初期費用がかかる
デメリットとして、気密性や断熱性が低い家に比べると、確かに初期費用はかかる傾向にあります。
しかし、上図をご覧ください。
A(普通の家)の初期費用が1,000万円、B(低燃費/高気密高断熱な家)が1,500万円。
そこで、Bを選び、Aより年間光熱費が16万円安くなると仮定しましょう。
少し乱暴かもしれませんが、単純に計算すると、10年で160万円、20年で320万円、そして30年で480万円が安くなると考えられます。
つまり、「低燃費な家(高性能住宅)」は、初期費用こそかかるかもしれませんが、約30年で建てる際にかかったコストを回収できるのです。
それ以上住めば、「普通の家」に比べて、トータルのコストはどんどん安くなる一方です。
高気密高断熱な家は、初期費用こそかかりますが、長い目で見るとお得だといえるのではなでしょうか。
②息苦しい?
「気密性が高いってことは、その分空気の入れ替えができないのでは??息が苦しそう・・・」と感じるかもしれません。
が、基本的に、家の中は全体的に繋がっているため、わずかな隙間から、風圧などで緩やかに外気と空気の入れ替えが行われます。
こちらについては、下記動画でも詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。
高気密・高断熱な家に住んでみての、実際の声
次では、高気密高断熱であり、さらに快適に過ごすための様々な工夫がされている、弊社WELLNEST HOMEでお家を建てられた方の声をご紹介します。
温度・湿度について
>>ストレスなく一日をスタートできる家|WELLNEST HOME
こちらは、自転車競技のプロとしてご活躍されている、香川県真鍋様のご自宅です。
ご実家や遠征先など、違う場所で寝泊まりした際に、寒さなど、肉体的にも精神的にもストレスを感じていた、とのことです。
しかし、ウェルネストホームで高気密高断熱な家を建ててから、温度や湿度が快適で、「ストレスフリー」な暮らしができている、と感じていらっしゃいます。
光熱費について
こちらのお宅は、年間光熱費が約8万円と、全国平均24万円のおよそ3分の1です。(上記記事執筆時)
エアコンはつけっぱなしだったり、と何かを我慢することなく、ストレスなしで暮らすことができている、とのことです。
また、奥様は、光熱費はもちろん、将来にわたってかかるメンテナンスコストの心配も減り、気持ちにも余裕が生まれている、と感じていらっしゃいます。
防音性について
こちらは、大阪府櫻井様のご自宅です。
近くに伊丹空港があり、ご自宅の真上を飛行機が通り、大きな音がしているそうです。
ただ、防音性が高いことから、家の中にいる時には、飛行機の音はほとんど聞こえてこないと感じていらっしゃいます。
また、家の中の音も外に漏れずらく、「子どもが騒いでご近所さんに迷惑をかけてしまう・・・」という心配も少ないようです。
耐震性(丈夫さ)について
こちらは、福島県の但野様のご自宅です。
2011年4月に完成予定でしたが、3月に東日本大震災が発生してしまいます。
ご自宅のあるいわき市では、震度6弱を観測していましたが、建築途中だったにも関わらず、家にはヒビ1つ入っていなかったとのことです。
また、取材時(2018年)には、「修繕費等のメンテナンスコストはほとんどかかっていない」と、おっしゃっています。
高気密・高断熱な家を建てる際の注意点
4つの実際のご感想をご覧いただきましたが、「高気密高断熱であれば、どんな家でも大丈夫」というわけではありません。
棟梁の腕前や裁量、また建材など家の細かい部品1つ1つが、家の性能に関わってきます。
そのため、「高気密高断熱」であっても、温度・湿度コントロールが難しく、冬に過度な乾燥を起こしてしまう、といったこともありえます。
>>高気密高断熱の弱点をクリアした”本当に快適な家”|WELLNEST HOME
大切なご家族とずっと暮らす場所だからこそ、「高気密高断熱であるか」だけではなく、建て方や建材等から、家の性能をトータルで考えていく必要があるのではないでしょうか。
ウェルネストホームの家には、エアコン1台で、梅雨/夏/冬問わず、1年中快適な湿度・温度をキープし、ご家族みなさんが笑顔で快適に暮らすことのできる秘密があります。
ぜひ、下のリンクをタップ/クリックしていただき、詳しくご覧ください。