冷え性(冷え症)改善のためにとるべき3つの対策あなたの冷え性が改善しなかった理由がわかる

冷え性(冷え症)改善のためにとるべき3つの対策
あなたの冷え性が改善しなかった理由がわかる

冬になると冷え性(冷え症)で悩むことがありませんか?冷え性対策の情報が世にたくさん溢れているにもかかわらず、これほど冷え性の人が多いのはなぜでしょうか。冷え性がそもそもどういうメカニズムで起こるのかを理解できれば、冷え性改善のために打つ手は必然的に見えてくるのものと思います。

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冷え性(冷え症)の改善のポイントはたった3つだけ

毎年、冬を憂鬱に感じる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
みなさんを憂鬱にさせるものの正体は、「冷え性」という方が多いはず。

冷え性は病気とはみなされないため(いわゆる「未病」の括りのため)、病院に行ったところで冷え性を改善してくれるお医者さんはほとんどいらっしゃいません。

そのため、冷え性の改善は個人の健康管理に委ねられてしまっている状態です。しかし、病気ではないからといって冷え性を放っておくと、あらゆる疾患の原因になりかねません。

たとえば、以下のような疾患につながります。

  • がん
  • うつなどの精神疾患
  • 糖尿病
  • 循環器疾患(動脈硬化、脳卒中、脳梗塞、心筋梗塞など)
  • 呼吸器疾患

皆さんも、おそらくいままで冷え性の改善のために様々な対策を行なってきたことでしょう。
では、それで実際に冷え性の改善につながった方はいらっしゃいますでしょうか?

冷え性を改善できなかったからこそ、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。

私たちは医者ではないですし、「この方法を試せば必ず冷え性は改善する」と断言することはできません。冷え性の改善方法については、ネットや書籍でいろんな情報が出回っているので、そちらにお任せしたいと思います。

残念なことに、ネットや本の情報を眺めていても、「なぜ冷え性になるのか」を細かく噛み砕いて説明した情報をほとんど見た試しがありません。冷え性の根本的な原因をしっかりと理解しておかないと、たくさんある冷え性の改善方法の中で、どれを試せばよいのかが分かりません。

そこでこの記事では、冷え性の原因について詳しくお話しすると同時に、冷え性の改善方法の大枠をお伝えいたします。

結論から先に申し上げると、冷え性を改善するための対策は、大きく分けてたったの3つだけです。

  1. 身体が熱を生み出せるようにする
  2. 血の巡りをよくする
  3. 身体の熱が外に逃げないようにする

繰り返しますが、私たちは医者ではないので、皆さんの冷え性を改善するための具体的な体質改善まで提案することはできません。

その代わり、冷え性改善のための全体像については、他の媒体では得られないくらい詳しくお伝えしていきます。細かい方法論については、他の媒体に譲りたいと思います。

私たちは住宅メーカーの立場から、住宅が冷え性改善にはたす役割について詳しくお伝えさせていただきます。

冷え性(冷え症)改善のポイント①:身体が熱を生み出せるようにする


TERUMO「体温研究所」より

日本人の平均体温は36.89℃というデータがあります。

本来ならば人間はこれくらい(37℃前後)の体温をキープする力があるのです。逆に、この体温を下回ることによって、癌やパーキンソン病、精神疾患(うつ病など)、アトピー性皮膚炎などの疾患のリスクが高まります。
(川嶋朗編著『冷え外来』より)

では、この体温維持の機能はどこからくるものなのでしょうか。

少し物騒な話になりますが、亡くなった方の肌に触れてみると、ものすごく冷たかったのを覚えていませんか?
(もしそのような体験がない方は申し訳ありません)

裏を返すと、生きている私たち人間は、自分たちで熱を生み出す力が備わっていることになります。しかも、運動も何もしていなくても、生きているだけで熱を生み出してくれるのです。これを基礎代謝といいます。

どこで熱を生み出しているかと言いますと、私たちの身体をつくる37兆個の細胞です。人間は、この一個一個の細胞の中で、アデノシン三リン酸(ATP)と呼ばれる熱の原料となる物質をつくっています。

人間が冷え性にならずにポカポカな身体を維持できるかどうかは、ATPをつくる能力があるかどうかにかかっているのです。

ATPをつくるためには、細胞の中のミトコンドリアという組織にどれだけ働いてもらえるかにかかっています。この詳細についてはのちほどじっくり説明したいと思います。

ミトコンドリアを働かせる方法はたくさん挙げられますが、その中でも「運動」はとにかく大事です。その理由は以下の2つです。

  1. ATP生成はおもに筋肉で行われるから。筋肉量が多いほどATPもたくさん作れる。
  2. ミトコンドリアでのATP生成には酸素が必要だから。脂肪燃焼に有酸素運動がよいといわれるのはこのためである。

皆さんが冷え性を改善したいならば、普段から運動の習慣を取り入れて、筋肉量を維持する努力はしなければいけません。

ウォーキング、ジョギング、階段の上がり下がりなど、簡単なものでも構いません。特別な運動をする必要はなく、日常生活の中に取り入れればよいのです。

むしろ、現代人はこのような初歩的なことすらできていないから、冷え性が慢性的になっているのではないでしょうか。

運動をして筋肉をつけることは、血の巡りをよくするうえでも大事になります。

冷え性(冷え症)改善のポイント②:血の巡りをよくする

熱を生み出せたとしても、それが血液を通して全身を循環できなければ意味がありません。

特に、心臓からの距離が離れている手足などの末端部は、ただでさえ血液が巡りづらいので、余計に冷えやすいです。末端冷え性で辛い思いをする方が多いのも頷けますよね。

血の巡りが悪くなる原因はいろいろとありますが、主な原因はストレスです。

ストレスがかかると、血管がキュッと縮んでしまい、血の巡りがわるくなります。
血管が一瞬縮むだけならばよいのですが、慢性化してしまうとやばいですね。

ストレスを悪いものと捉えられている方も多いですが、決してそのようなことはありません。適度に身体に対してストレスをかけることは、むしろ身体にとってはよいことです。

本当に悪いのは、ストレスが過剰にかかってしまうことです。

意外に思うかもしれませんが、親の過保護も冷え性につながります。
なぜならば、子どもをストレスのない環境で育ててしまうと、いざ社会に出たときにストレス耐性がないものですから、社会からのストレスにすぐに耐えられなくなってしまうからです。

日常生活の中でリラックスできる状態をつくりたいですね。
たとえば、腹式呼吸はいかがでしょうか。
呼吸を整えれば自律神経のバランスも整うので、緊張した血管も緩めて循環もよくなります。

筋肉量をつけることも血の巡りをよくするのに効果的です。
なぜならば、筋肉には血液やリンパ液を押し出すポンプとしての機能もあるからです。筋肉量が少なければ、ポンプが機能不全となって血液やリンパ液も循環しません。

冷え性(冷え症)改善のポイント③:身体の熱が奪われないようにする


熱を生み出すことができても、その熱を奪われてしまっては意味がないと思いませんか?

寒さによって、簡単に熱は奪われますよ。

別に寒さが悪いわけではありません。
寒さを味わわなければ、人間は寒さへの耐性を身につけることができないからです。

問題なのは、寒い場所にいつづけることです。

山の遭難事故で起こる低体温症なんかは極端な例です。
寒い場所にいつづければ、命の危険性だってあるのですよ。

しかも、その寒い場所が「家」だとしたらどう思いますか?
決して他人事ではありませんよ。

皆さんだって、冬になると家で寒さに凍える思いをしたことがあるはずです。

暖房をつけても安心してはいけません。
もしかしたら足元だけは寒いままかもしれません。

足元が冷えるだけでも冷え性は解消できません。
足元の血管が収縮し、巡りめぐって自律神経のバランスをみ出すことになるからです。

暖房をつけても足元が冷たいのは、家の断熱性・気密性が低いせいかもしれません。
断熱性・気密性が高い家ならば、天井から床まで一定の温度をキープでき、床暖房がなくても足元が暖かいのです。

WELLNEST HOMEの家は、気密性の指標となるC値(隙間相当面積)が平均0.2㎠/㎡mと最高水準の気密性能となっています。

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家の性能を数字で表現されても、なかなかピンときませんよね。
冬暖かい家がどういうものかを知るならば、モデルハウスに宿泊体験してみることを強くおすすめします。

本当に性能の高い住宅ならば、冬は薄着でも室内で快適に過ごすことが可能なのです(極端なはなし半袖でもいいくらい)。

冬暖かい家とはどのようなものかを、ぜひ冬のうちにモデルハウスにお越しいただき体感してみてください。

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冷え性(冷え症)とはそもそもどんな状態か?

ここからは、冷え性についてより深く話をしていきたいと思います。

冷え性を根本から解消したいならば、冷え性がどのようなメカニズムで起こるのか、何が原因で冷え性になるのかを、みなさん自身がしっかりと理解しなければなりません。

先ほど、冷え性を以下の2つの状態であると話しました。

  1. 低体温:深部の体温が下がっている
  2. 循環障害:血液の循環がわるく末端まで血液が行き渡らない

この2つの状態がどのようなものかを、詳しく説明したいと思います。

冷え性(冷え症)の状態とは⑴:低体温

体温を語るうえでもっとも大事な部位は、身体の深部の体温になります。

そして、低体温とは身体の中心部の体温(直腸温)が下がっている状態をいいます。

皆さんが体温を測るときには、体温計を脇の下とか口に入れて測ることはありませんか?これは脇の下や口の中が体内により近い部位という理由ですが、これだけでは正確に深部の体温を測ることにはなりません。

体温計を内臓に直接あてるわけにはいかないので、お尻に体温計をさすことで直腸温を測るのがもっとも深部体温に近くなります。

冷え性(冷え症)の状態とは⑵:循環障害

末端冷え性という言葉を聞いたことがありませんか?
冬になると手足が冷える厄介な存在です。

循環障害とは、血液の循環が悪くなることで、手足など末端に血液がいかなくなることによって、身体の一部が冷える状態のことです。

細胞が熱を生み出すためには、細胞に必要な栄養素と酸素を、血液を介して送りとどけなければなりません。しかし、血液の循環が悪いとうまく送り届けることができないのです。

心臓の鼓動がポンプとしての役割をはたし、毛細血管を通って血液を各細胞に届けます。手足のような末端は、心臓からの距離が遠いぶん、血液を送り届けるのが難しい部位になります。

冷え性(冷え症)と肥満の意外な関係-
お腹にたまった脂肪が燃えてくれると思うのは大間違い


冷え性になったからと言って、病院に行って治療してもらえるものでもありません。なぜならば、冷え性はいわゆる未病に分類されているからです。未病とは、「病気ではないが健康でもない状態」です。

冷え性が病気ではないからといって、冷え性を放置することは後に大きな障害につながりかねません。

たとえば、冷え性と肥満には密接なつながりがあります。
「太っている人は身体に燃やすものがいっぱいあるんだから冷え性なわけないでしょ」とか思っていませんか?

残念ながらそんなことはありません。
むしろ、肥満の人にこそ冷え性が多いのです。

肥満を解消するということは、身体についた脂肪を落とすことです。
それでは、身体についた脂肪を落とすには何が必要だと思いますか?

それは酵素です。
人間は代謝のプロセスで脂肪を燃やしてエネルギーに変えることができます。
脂肪を燃やすときには、脂肪の分解酵素が働いているのです。

しかし、冷え性(=体温が低い)の場合にはどうでしょうか?
酵素が活性になるのは深部の体温が37〜38℃のときだと先ほど話しました。
身体が冷えている状態(体温が下がっている状態)だと、脂肪の分解酵素の活性が落ちてしまい、脂肪も燃焼しづらくなります。

身体が冷えやすい人は、肥満体質から抜け出しづらいのです。

冷え性(冷え症)の人が「うつ」になりやすい理由-
冷え性とストレスの不都合な真実


冷え性の人は「うつ」になりやすいってご存知でしたか?

その理由は2つあります。

  1. 酵素活性の低下によってセロトニンなどの脳内伝達物質がつくりにくいから
  2. 冷えによって交感神経の緊張状態がずっと続くから

この2点について、もう少し詳しく見ていきましょう。

冷え性(冷え症)の人がうつになりやすい理由①:酵素活性の低下でセロトニンなどがつくりにくいから

うつ病のメカニズムが完璧に明かされているわけではありませんが、セロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質の分泌量が減ることによってうつ病が起きるという説もあります。

これらの脳内伝達物質を生み出すためには、身体の中の酵素が大きな役割を果たします。

酵素とは、食べ物を消化したり、熱エネルギーを生み出したりと、身体の中で起こる化学反応をすばやく起こすために必要な物質です(専門用語でいえば触媒になります)。

脳内伝達物質であるセロトニンやドーパミンも、酵素の働きがあるからこそ、スムーズにつくりだすことができるのです。

体温が低いと酵素の活性が低下することは、先ほどお話しした通りです。冷え性によって酵素の活性が落ちたとしたら、これらの脳内伝達物質をちゃんとつくりだすことができるでしょうか?

冷え性を病気じゃないと甘くみていたら、痛い目に合うのですよ。

冷え性(冷え症)の人がうつになりやすい理由②:交感神経優位の状態がずっと続くから

自律神経は、血管や内臓などの働きを自動でコントロールしてくれる神経です。

活発に生きている人は交感神経が優位になり、ゆったりと生きている人は副交感神経が優位になります。

交感神経と副交感神経のどちらかに傾きすぎてもダメであり、両者のバランスが取れていることが大事です。

身体が冷えた状態にさらされ続けると、交感神経が緊張しっぱなしになり、身体がリラックスする余裕がありません。神経伝達物質であるセロトニンは、規則正しい生活の中で、交感神経と副交感神経の切りかえをうまく行うことで分泌されるのです。

しかし、冷え性でずっと交感神経が緊張しっぱなしの人は、セロトニンをうまく分泌することができるでしょうか。

冷え性(冷え症)対策のその前に-
身体は熱をどうやって生み出すのか?

人間が熱を生み出すことができるのは、身体を形づくる細胞の中でATP(アデノシン三リン酸)という熱の源になる物質が生み出されているからです。

冷え性というのは、「ATPをうまく生み出せなくなっている状態」とも言い換えられます。

私たちは医者ではありませんので、体質改善の具体的なメソッドをお伝えすることはできません。

しかし、ATPが細胞の中で生み出される仕組みを知れば、皆さんの冷え性の原因も見つけやすくなることは間違いありません。

そもそも細胞はどんな構造か?


細胞の構造をざっくりまとめると上の図の通りになります。
(細胞がATPを生み出す仕組みを説明する上で、かなり端折っています。ご容赦ください)

原料となるブドウ糖が細胞に送り込まれてから、以下の経路を通して最終的に36分子のATPを作ることができるのです。

  1. 解糖系
  2. ミトコンドリア系

解糖系とミトコンドリア系はまったく異なるプロセスでATPをつくりますし、つくれるATPの量もそれぞれ違います。

身体が熱を生み出す仕組み①:解糖系


ブドウ糖を原料にして、細胞質基質(上の図の緑色の部分)でATPがつくられます。
つくられるATPは、ブドウ糖1分子あたり2分子となります。

ブドウ糖は、パンやご飯などの普段の食事からとることができます。
「子供のときはよく食べる子のほうが大きくなる」と聞いたことありませんか?
それは、子供のときにATPを解糖系からメインで作っているためです。

逆にいえば、食べないとエネルギー源が枯渇した状態なので、解糖系はとても燃費が悪いというのがデメリットなのです。

大人になると、子供ときのように食欲が減り、食べすぎると太りやすくなりますよね。これは、ATPをつくる経路が、解糖系よりもミトコンドリア系のほうが優位になるからです。

ミトコンドリア系については、次に詳しく説明します。

身体が熱を生み出す仕組み②:ミトコンドリア系

解糖系だけではブドウ糖1分子から2分子のATPしかつくることができないので、とても燃費が悪いです。

細胞質基質でつくられたピルビン酸がミトコンドリアに送られることによって、さらに36分子のATPをつくることができるのです。

解糖系でつくられたピルビン酸は、ミトコンドリア内に送り込まれ、そこでアセチルCoAという物質に変わります。

このアセチルCoAとオキサロ酢酸という物質が反応することでクエン酸ができるのですが、このクエン酸が下の図に示すようなサイクルを回し続けるのです。

クエン酸回路1サイクルから、NADH(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドの略。覚えなくても大丈夫です)という物質が3分子つくられるのですが、このNADHがミトコンドリアの中で電子伝達系というプロセスに流れ、36分子のATPをつくることになるのです。

ミトコンドリアにおけるATPの生成は、好気的条件(酸素を必要とする条件)で行われるものです。体脂肪を燃やすには、ジョギングやウォーキングのような有酸素運動が効果的と言われているのはこのためです。

好気的条件のもとでミトコンドリアで大量のATPをつくった方が、効率的に燃焼することができるのです。

先の解糖系は、嫌気的条件(酸素を必要としない条件)で行われるので、ミトコンドリア系とは逆に無酸素運動のような瞬発力を必要とする場合に力を発揮します。

ちなみに、ミトコンドリア系の原料となるのは、何もブドウ糖だけではありません。身体の中に溜め込まれた脂肪を分解してアセチルCoAをつくることによって、クエン酸サイクルを回すこともできるのです。

大人になると、子供のときに比べてたくさん食べなくてもよくなることってありませんか?これは、大人になると解糖系よりもミトコンドリア系のほうが優位に働くようになり、より少ないエネルギー源で効率よくATPをつくれるようになるからです。

とくに、運動などをしなくても、人間は生命維持のために自動的にミトコンドリアからATPをつくりだしています。これを基礎代謝といいますが、冷え性に困らない人は、この基礎代謝が高いのです。

冷え性の人は、このミトコンドリアでのATP生成がうまくいっておらず、基礎代謝が低い人になります。

この観点を踏まえて、冷え性の原因についてまとめます。

冷え性(冷え症)になる原因まとめ

人間の身体は、細胞内のとくにミトコンドリアにおいてATP(アデノシン三リン酸)をつくりだし、それによって熱を生み出して一定の体温を維持していることがわかりました。

これを踏まえると、つまるところ冷え性になる原因は以下の3つに集約できます。

  • 冷え性の原因①:熱を生み出すことができない
  • 冷え性の原因②:血流が悪くて全身に熱が行きわたらない
  • 冷え性の原因③:熱を生み出せても寒さで奪われてしまう

冷え性(冷え症)の原因①:熱を生み出すことができない

熱を生み出すことができないということは、つまり細胞でATPを生み出すことができないということです。

この要因はいくつかありますが、主な要因を以下の通りまとめてみました。

  1. 筋肉量が少ない
  2. ストレスにされされている
  3. 食事からとる栄養素が偏っている

まず、⑴筋肉量が少ないについてです。

先ほども申し上げましたが、筋肉はとても大事なんですよ。

なぜならば、ATPの生成がメインで行われるのが筋肉だからです。その割合にして38%となります。
(基礎代謝とは、簡単にいえば運動もなにもしないでATPを生み出すことができる能力のことです)

「女性のほうが冷え性になりやすい」という話をよく聞きませんか?
一般的に、女性のほうが男性に比べて筋肉量が少ないので、熱を生み出す力も弱いのです。

子供のときには体育の授業や部活動があったりして、強制的にでも筋肉をつける習慣がありました。しかし、大人になって運動の習慣がなくなると、必然的に筋肉量も減るので、冷え性にもなりやすくなります。

ミトコンドリアによるATPの生成が有利になる大人こそ、しっかりと運動の習慣をつけるべきなのです。

次に2番目の「ストレスにさらされている」についてです。

誤解がないように申し上げておきますが、ストレスそのものは別に悪者ではありません。人間は適度にストレスを受けるからこそ、抗ストレスホルモンである副腎皮質ステロイドホルモンを分泌します。

この副腎皮質ストロイドホルモンの働きにによって、いざストレス環境下にさらされたときでも、ストレスに耐えることができるのです。

しかし、現代社会においては兎にも角にも過剰にストレスにさらされている人が多いです。ストレスにさらされ続けると、副腎皮質ステロイドホルモンの分泌不全状態となるので、ストレスに耐えることができなくなります。

ストレスを受けている人は呼吸が浅い傾向にあります。
ミトコンドリア系でATPをつくるには酸素が必要です。
呼吸の浅い人はある意味では酸欠状態のようなものなので、ミトコンドリアの中でATPをつくりだす能力が弱まっています。

最後に、3番目の「食事からとる栄養素が偏っている」についてです。

ATPをうまくつくりだすという観点からすれば、栄養素の中でビタミン、ミネラルが大事な役割を果たします。ミネラルは酵素をつくりだすのに重要であり、ビタミンは酵素の働きそのものに不可欠となります。

ミトコンドリア系の一連の反応を促進するのに不可欠なのが酵素です。ビタミンやミネラルの不足によって酵素がうまく働かなくなれば、必然的にATPもうまく生み出せなくなります。

冷え性(冷え症)の原因②:血流が悪くて全身に熱が行きわたらない

冷え性の原因の2つ目は、血液の循環が悪いことです。

せっかくミトコンドリアでATPを生み出す力があったとしても、それを全身の細胞に運ぶ血液の流れが滞っているならば、身体の中で冷えている部分が出てしまいます。

血液循環が悪くなる原因も挙げればキリがないのですが、主な要因として以下の3つをあげました。

  1. 筋肉量が少ない
  2. ストレスにさらされている
  3. 暴飲暴食

⑴筋肉には、もう一つ大事な役割があります。
それは、血液を強く押し出すポンプとしての役割です。

心臓から押し出された筋肉は、動脈を通ってそれぞれの細胞に栄養素や酸素を届けたら、こんどは静脈を通って心臓までかえってきます。静脈から血液を心臓に戻すときに大事なのが、筋肉によるポンプ作用です。

このポンプが機能しなければ、血液の循環はうまくいきません。

また、⑵ストレスにさらされ続けると、呼吸が浅くなるだけでなく、交感神経の緊張によって血管がキュッと縮まります。こうなると血液の循環もしづらいです。

⑶暴飲暴食をすると、食べ物を消化するのに血液が消化管に集中してしまいます。

そうなると、身体のほかの部位に血液が回らなくなります。
とくに、手足などの末端部への循環が後回しになるので、末端部が冷えやすくなるのです。

冷え性(冷え症)の原因③:生み出した熱が寒さで奪われてしまう

いくら身体が熱を生みだす力があったとしても、その熱が外に逃げてしまったら意味がありません。

冷え性になるかどうかは、身体が生み出し続ける熱の量と、身体から奪われる熱の量との綱引きのようなものです。前者のほうが強ければ冷えにはならないし、後者のほうが強ければ冷え性になります。

皮肉なことに、われわれの日常生活の中で、寒さにさらされ続ける場所となるのが家なのです。残念ながら、日本の多くの住宅では断熱性・気密性がじゅうぶんに確保できているわけでないので、冬が寒いのが当たり前です。

暖房で部屋を暖めたとしても、「床だけが寒い」ということがありますよね。
この状態も冷え性にとってはマイナスです。なぜならば、足元の熱が奪われることによって、足回りの毛細血管がキュッと縮み、交感神経が緊張しやすくなるからです。これがずっと続けば、ストレスによって慢性的な冷え性になるでしょう。

筋力トレーニングやジョギングもやっているし、食事にも気をつかっているつもり。それでも、冷え性が改善しないという方も多いのではないでしょうか?

そのような場合には、皆さんの体質改善のやり方に問題があるわけではなく、家が寒いことに問題があるのかもしれません。

冬になると、ヒートショックという事故も起こりやすくなります。
お年寄りの方がお風呂場で溺れてお亡くなりになるという事故を聞いたことがありませんか?

ヒートショックは、暖かい場所から寒い場所へ急に移動したときに起こる健康被害のことです。

リビングや寝室に暖房をつけることがあっても、トイレや浴室が寒いままという家が多いです。ヒートショックが起こるのは、このように家の中で暖かい場所と寒い場所で極端な温度差があるせいです。

冷え性やヒートショックを改善するならば、最終的には家の断熱性・気密性を高め、家の中で温度差のない状態をつくることが必要になります。

WELLNEST HOMEにおきましては、気密性の指標となるC値(隙間相当面積)が平均として0.2㎠/㎡であり、業界の中でも最高水準となっています。

気密をとるためには、施工現場において職人さんたちが手間暇かけて作業をしています。壁一つをとっても、内側から外側まで15工程もとおして気密をとっていきます。

家の気密性については、「気密性」が必要な8つの理由【高気密・高断熱はハウスメーカー任せではダメ!】で詳しくまとめられておりますので、そちらをご覧ください。

家の断熱性を高める上でもっとも大事なのが窓です。
なぜならば、家の中の熱の58%(つまり半分以上)が窓から逃げてしまうからです。

多くの日本の家においては、断熱性が著しく低いアルミサッシ・単板ガラスの窓を採用していますが、これでは熱が窓から逃げ放題になってしまいます。

WELLNEST HOMEにおきましては、トリプルガラスの樹脂サッシを採用することにより、0.78W/㎡・Kという最高水準のU値の窓となっております。これは、日本でもっとも普及している窓のU値4.65W/㎡・Kの6倍の性能を誇ります。

エアコン一台だけでも冬暖かい家と言われても、なかなかピンとこないかもしれません。少しでも興味をおもちいただけたならば、まずはモデルハウスの宿泊体験を一度されてみることをおすすめいたします。

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