快適な家づくりを成功させる秘密は「断熱」にあり

新築住宅を建てるとき、
皆さんは何に一番こだわりますか?
家のデザイン、価格、ブランド・・・
様々な答えがありますが、
ぜひ抑えておきたいポイントがあるのです

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家づくりでこだわってほしい、「住み心地」と「耐久性」


 
みなさまは住まいにどのような期待を抱いているのでしょうか?
インテリア雑誌に載っているようなオシャレな部屋を作って、「わーステキー・・・私もこんな家が欲しーな・・・」なんて友達から羨ましがられたい、だから「デザイン」がポイントでしょうか?

確かに、デザインも大切だけど、毎日生活するんだから、「間取り」の使い勝手が一番! そうは言っても、「肉も野菜も特売日にしか買わない主義、家だって出来るだけ安いほうがいいに決まっている」ということで「ローコスト」を重視しますか?

いやいや、大手ハウスメーカーで建てて「うちは○○ハウスですが何か!?」と周辺住民に対してリッチさをアピール出来るし、何と言っても大手ブランドは何かと安心だし、「ブランド力」が何よりも大事でしょう・・・。

人によってポイントは違いますが、「デザイン」や「ローコスト」「間取り」「外からの見た目」「ブランド力」などを重視している人が、圧倒的多数を占めているのではないでしょうか。

確かこういった眼に見える部分ももちろん重要です。しかしながら、数千棟を超える多くの住宅を作り、お住まいのお客様の声を聴き続けてきた、家づくりの専門家であるウェルネストホームは少し見る観点が違います。
 
実は、家づくりのプロフェッショナルとして、私たちが最も重要視してほしいポイントは「住み心地」と「耐久性」です。「住み心地」とは「快適性」や「健康増進効果」などであり、「耐久性」とは「耐震性」や「素材の耐久性」、「メンテナンスしやすさ」といった、目に見えない部分です。詳しい理由は後程お伝えいたします。

残念ながら、家を建てる前に「快適性」などの「住み心地」を重視している方はあまり多くありません。ましては「住んでからの健康増進効果」や「耐久性」にこだわった家づくりを真剣に考える人は、正直なところ天然記念物レベルと言えます。

「住み心地」と「耐久性」が悪い家が多すぎるから、日本の家はたった30~40年で建て壊されてしまうのではないでしょうか。

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家づくりと結婚相手探しは似ている?


「家づくり」は「結婚相手探し」と似ているとよく言われます。皆さまは生涯のパートナーをどうやって選ぶでしょうか?

「見た目(顔や身長、スタイル)」だけで選ぶという方はほとんどいらっしゃらないと思います。(見た目重視で選んで失敗した・・・という友達のグチ、誰もが一度は聞いたことが・・・)

一般的には、一緒にいて楽しいであったり、安心できるであったりと、パートナーの内面的な魅力や、性格の相性の良さを重要視していると思います。

結婚相手は一生で一番長く一緒にいる相手だからこそ、長く一緒にいられることが最も重要なポイントですよね。

実は、家づくりも同じです。一生で一番長くいる場所、それがわが家ですから、最も重要視すべきは「見た目」ではなく、「安さ」や「ブランド力」でもなく、「住み心地」ではないでしょうか。(もちろん住み心地と見た目やコストパフォーマンスのバランスが良ければ最高ですね。)

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「住み心地」で一番重要なのは断熱性能

家の性格にあたる「住み心地」に大きく影響する要素はいくつかあります。
その中でも最も「住み心地」に影響が大きい要素は「冬の寒さ」や「夏の暑さ」です。

どんなに美しい家でも、冬の寒さ体の芯まで響くような家では、住み心地は最悪です。いかに間取りの動線が素晴らしくとも、冬に床が氷のように冷たくなったり、夏に冷房も効かないほどの灼熱の空間となってしまう様では、住み心地が良いはずもありません。

家の中の「寒さ」「暑さ」を家から取り除くのに最も効果的なのは「断熱」です。断熱とは、文字通り「熱」を「断」つ機能であり、冬の寒さや夏の暑さから住宅内部を切り離すことで、一年中快適な温熱環境を確保することを目的としています。

したかって「住み心地」を考える上で、「断熱」は絶対に欠かせない要素となります。

家づくりの専門家の間ではもはや常識となっている「断熱」と「住み心地」の密接な関係なのですが、残念ながら「断熱」が「住み心地」に大きく影響するという情報は、一般の方の間では十分に浸透していません。

その結果、「断熱」を考えていない「住み心地の悪い」、不健康で不快な家が未だに数多く新築されてしまっています。

ぜひこの記事をお読みの皆様には「住み心地」を重要視することをお勧めいたします。

関連記事:【快適な温度とは?】温熱環境から考える後悔しない家づくり

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そもそも、断熱とは?

断熱とは「熱(の移動)」を「断つ(減らす)」ことです。
熱は基本特性として、「熱」は「高いところから低いところへ」絶えず移動し続けます。住宅においては、「熱」は、冬には暖かい室内から冷たい外へ逃げ出します。そして、夏には。暖かい外から冷房の効いた室内に侵入してきます。

もし、住宅が断熱されていなかった場合、暖房で室内を温めるそばから外に逃げてしまうため、暖房がなかなか効きません。そして、暖房を止めるとすぐに室温は外気温と同じぐらいまで下がってしまいます。また、夏は反対になかなか冷房が効きづらく、やはり止めるとすぐに室温は外気と同じ灼熱地獄と化してしまいます。

せっかく暖房しても、冷房してもなかなか効きづらいんでは困りますし、切ったとたんに外気温に戻ってしまうのも困りものです。そこで、わずかな熱でしっかりと暖房や冷房がようにするのが「断熱」です。(ついでにその効果も長持ちします。)つまり、「断熱」で熱の移動を断つことにより、冬は熱が逃げずに留まって暖かい家になり、夏は外の熱を室内に入れず涼しい家になります。

単純な話ですが、外気の過酷な環境から縁を切ることができる「断熱」は、家の快適性に大きく影響する要素です。

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断熱性能は数値化できるので比較できる。

では、断熱性能はどの位が良いのか?また、どのハウスメーカーの断熱性能が良いのかを比較する方法としてどのようなものがあるのでしょうか?

要素としてはいくつかありますが、代表的なものは以下の3つになります。
いずれも数値が小さいほどに高性能という意味です。

1. 外皮平均熱貫流率 UA(ユーエー)値 単位:W/m2・K
2. 熱損失係数 Q(キュー)値 単位:W/m2・K
3. 隙間相当面積 C(シー)値 単位:cm2/m2

●外皮平均熱貫流率 UA(ユーエー)値 単位:W/m2・K

外皮平均熱貫流率UA値とは、平成25年から断熱性能の基準として使用されている、家と外との熱の移動のしやすさを数値化した値です。外壁や屋根、窓や床などの、外皮(家と外の境界線)では、常に熱の移動が発生しています。これら全ての部位から移動する熱を合計したものが「外皮熱損失量」(室内外1℃の時に建物全体から逃げる熱量)です。

この外皮から逃げる外皮熱損失量(換気熱損失は含まない)を「外皮表面積で割った値」です。(ポイントは換気を除く熱損失量を外皮表面積で割るという点です。)UA値が小さいほど熱の出入りが少なくなるため、断熱性能が高いということになります。

一般的な高断熱住宅のUA値は、地域によって異なりますが、例えば東京や名古屋、大阪などではUA値≦0.87 W/m2・Kとされています。(ちなみにウェルネストホームはUA値0.28W/m2・K前後と、一般的な高断熱住宅の約3.1倍の断熱性能があります。)

●熱損失係数 Q(キュー)値 単位:W/m2・K

熱損失係数Q値とは、平成25年まで断熱性能の基準として使用されていた、UA値と同じく、家と外との熱の移動のしやすさを数値化した値です。現在では国の基準としては廃止されていますが、昔から利用されていたため知名度が高く、いまだにQ値で断熱性能を説明するハウスメーカーは多く存在しています。

UA値との違いは、外皮および換気で屋外に漏れる温度当たりの熱損失量(換気熱損失含む)を「床面積で割った値」です。(ポイントは熱損失量に換気も含む点と、床面積で割るという点です。)

一般的な高断熱住宅のQ値は、地域によって異なりますが、例えば東京や名古屋、大阪などではQ値≦2.7 W/m2・Kとされています。(ちなみにウェルネストホームはQ値1.0前後と、一般的な高断熱住宅の約2.7倍の断熱性能があります。)

●隙間相当面積 C(シー)値 単位:cm2/m2

隙間相当面積C値とは、建物の床面積1m2あたりの隙間面積を表す値で、小さいほどに気密性が高いことになります。例えば、床面積100m2の家で、C値が1.0の場合、建物全体の隙間を集めると100cm2(正方形10×10cm相当)あるという意味です。

C値は気密性を表す値であり、断熱性能と直接関係がなさそうに思えますが、実は大きく関係があります。というのも、UA値やQ値で表された断熱性能を実現できるかどうかは、隙間相当面積C値によって大きく変化するからです。

一般的な高断熱住宅のC値は、地域によって異なりますが、例えば東京や名古屋、大阪などではC値≦5.0 cm2/m2とされています。(ちなみにウェルネストホームはC値0.2以下と、一般的な高断熱住宅の約25倍もの断熱性能があります。)詳しくは、「【ハウスメーカー任せはダメ!】気密性が必須な8つの理由」をご覧ください。

最高峰の快適性を実現させるため、ウェルネストホームでは断熱性能は国内最高レベルを標準採用しております。断熱性能の違いは目には見えませんが、肌では確実に実感できます。快適な住宅をご希望でしたらば、必ずウェルネストホームのモデルハウスにて宿泊体験を行うことを強くお勧めいたします。

WELLNEST HOME

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この記事を書いた人

今泉太爾
一般社団法人 日本エネルギーパス協会 代表理事 / 住宅の省エネ・快適性などに関する専門家。その他住宅に関する幅広い知見を持つ。国土交通省や長野県など、中央官庁や地方自治体の環境・住宅政策の専門委員を歴任。

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