結露が怖い本当の理由【あなたの家の壁にひそむ恐怖の住人】WELLNEST HOME創業者 早田宏徳が語るシリーズ④

結露が怖い本当の理由【あなたの家の壁にひそむ恐怖の住人】
WELLNEST HOME創業者 早田宏徳が語るシリーズ④

アトピーやアレルギー持ち患者さんも、WELLNEST HOMEに住みはじめてから、アトピー、アレルギーが軽減したり楽になったりするという話を聞きます。株式会社WELLNEST HOMEの創業者である早田宏徳(そうだひろのり)がアトピーやアレルギーの要因とも考えられている「家の中の空気」をどうデザインするかについてお話しています。空気がキレイな家には、アレルギーの原因となるダニ、カビが繁殖しません。ダニ、カビの繁殖を抑えるならば、壁の中に結露ができないようにしなければなりません。壁の中の結露を防止し、カビ、ダニの繁殖しない家づくりの3つの条件「気密」「断熱」「調湿」について解説します。

※WELLNESTHOME創業者の早田がyoutubeチャンネルで結露について解説している動画はこちら

結露がアトピー、アレルギーの原因になるダニの繁殖をまねく

冬、結露という状態が起きます。ガラス窓にビシッとつきますよね。これは拭けばいいんです。下の木は腐ったりしますけど拭けばよいのです。

ただし、壁の中の隙間があるところで暖かい空気と冷たい空気が触れ合ったら結露するんです。そのため、壁の中の結露を止めてあげないと、勝手に空気が入れ替わって勝手に結露して、壁の中がカビだらけになります。

そして、そのカビを食べている連中が残念ながらヒョウヒダニ、コナダニという小さなダニです。人間の目には見えない小さなダニがものすごく繁殖します。ヒョウヒダニ、コナダニを食べているタチの悪い連中が、マダニ、イエダニという大きなダニです。

このマダニ、イエダニが私たち人間にとって大敵で、ハウスダストと言われるちりとして空気中に飛び散ります。これを知らず知らずのうちに吸って、(ダニアレルゲンと言うんですけど)アトピー、アレルギーの原因になっているのではと言われています。

ダニアレルゲン、ダニを無くしたいんです。

実はダニは1匹で2ヶ月くらいの寿命しかないんですけど、1日400個くらい卵を産み落としますので、とんでもない倍々ゲームで何千、何万と1匹いたら繁殖していきます。そのダニが、恐ろしい話ですが数千万くらい家1軒にいると言われているんですね。

そしてそのダニが繁殖する原因がカビなので、カビを止めると実は家の空気はかなり綺麗になる。

カビを止めるには気密です。気密に加えて大事なのが、断熱の仕方なんですね。気密と断熱をしっかりすると空気は綺麗になります。

気密が取れていると、温度も暑くなったり寒くなったりしなくなります。こちらも別で説明しますが気密が取れていると音も入ってきません。そして、気密が取れていると、先ほどから何度も申し上げるように、材木を腐らせません。

これも木を腐らせないために結露を止めたいだけなので、結果的に気密と、「調湿」と私たちは呼んでいるんですけど、湿度コントロールがきちんとできている住宅だったら、快適になるし、木の匂いしかしなくなるしあとカビ臭い匂いもしなくなるんです。

気密性の理想は北海道の家の基準にあり

気密をしっかりとって、私たちは実は北海道基準が床面積1平方メートル当り2平方センチメートル以下でしたら性能がいいと言われているんですけど、家1軒で100平方メートル、33坪の家でしたら200平方センチメートル、13センチ真四角くらい。

このくらいの穴が空いているのが北海道の家なんですけど、私たちの家では、全棟で気密測定していますが、北海道の基準の10分の1、つまり0.2平方センチメートルです。家全体で20平方センチメートルですから、4センチ真四角とかそのくらいしか穴が空いていません。

そして残念ですが、関東とか大阪、東京、名古屋、もしくは九州で建てられている家では、気密性は測定不能です。5.0とか8.0とか、そのくらい大きな値なので私たちの会社の50倍とか穴が空いていますので、当然コントロールできないわけです。

これは残念ながら、大手ハウスメーカーさんでも結構厳しいです。

そしてそうやってしっかり気密をとってしっかり断熱をして、湿度もコントロールできて、それを作った時だけではなくて、40年後も50年後も性能を維持できるかどうかがすごく重要です。それさえやっていただければ家は長持ちするし、空気も綺麗になるし、温度差も無くなるし、健康になります。

カビもダニも発生しないからアトピー、アレルギーの患者も軽減したり楽になったりすると思いますし、その辺はいま国の方とか病院と研究していますので、また証拠が出せる時になったら出したいと思いますけど、そんなこともやっております。

湿気を吸ったり吐いたりできる材料があれば湿度がコントロールできる

あと、湿度の話をちょっとだけお話ししたいんです。調湿の話です。動画の中では、モデルハウスの洗面所とトイレとお風呂がつながっているところで説明しています。

これはなかなか動画では説明しにくいので、ぜひ体感して欲しいんですけど、お風呂の中でシャワーを浴びて扉を開けた時、当然湿度が移動して、洗面所の鏡がふわっと曇ったりすると思うんです。

モデルハウスに泊まっていただければ分かるのですが、鏡が曇るようなことがないのです。

あとトイレで用を済ませたとき、匂いがこもるんじゃないかと思われるんですが、匂いもしません。

実はこれは壁の作り方だったり床が無垢材だったり、壁の中の説明は別で差し上げますが、壁の中も湿度を瞬間的に吸ったり吐いたりする、私はバッファと呼んでいるんですけど、調湿能力が非常に高い作り方をしていますので、湿度のコントロールも容易にできるようになっています。

これは口で言うよりも、ぜひ夏とか冬に宿泊体験していただくのがいいかと思います。

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