C値

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C値

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しーち

建物全体の気密性能を表す。隙間面積すなわち「施工の性能を示す度合い」を表す指標。数値が小さいほど職人の技術力が高く、気密性能が優れていて省エネ効果がある。”家の中にどれくらい隙間が空いているかを示すのが気密性である。

C値は、家全体の隙間の総面積を、延べ床面積で割ったものである。単位としては、㎠/㎡となる。C値の低い家ほど、気密性能の高い家となる。外国におけるC値の基準を見てみると、カナダでは0.9 c㎡/㎡、スウェーデン基準では0.6~0.7c㎡/㎡以下となっている。一方、日本におけるC値の基準は、平成14年度までもっとも寒さの厳しい北海道ですら2.0c㎡/㎡であった。今ではC値の基準すらないという状況で、海外諸国に比べて日本の気密対策は遅れている。

家の気密性が高いと息苦しくなるのではと考えられる人も多いが、それは大きな誤解である。気密性が低い家には、様々なデメリットがある。詳しくは、気密性」が必須な8つの理由【高気密・高断熱はハウスメーカー任せではダメ!】を参照していただきたい。”

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