キッチン選びでチェックしたい住宅設計のプロが教える5つのポイント
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かび
家の中には360種類ものカビが生息しており、湿度の高いところで増殖し、ホコリと一緒に部屋の空気に舞い散ります。
その空気を吸うことでアレルギーを引き起こします。
カビが引き起こす症状は他にも沢山あり、最悪の場合には死に至ることもあります。実際に年間1000人程度が、カビが原因で死亡しているのです。
吸い込んだカビの胞子がアレルゲンとなり、アレルギー症状を引き起こします。
カビによるアレルギー症状として、以下のようなものがあります。
アトピー性皮膚炎や喘息・花粉症・鼻炎・食物・動物などのアレルギー症状をもつ方が家族にいらっしゃる場合には、親御さんの体質を受け継いでお子様も同じアレルギーを起こしやすくなることがあります。
病気を引き起こすカビといっても様々な種類がいますが、住宅の中で発生する代表的なカビを3つピックアップしてみました。
健康被害に遭うことが一番多いカビで、微熱・咳・痰という初期症状から始まります。
死に至る場合も多く、カビが原因で死亡するケースの約半分が、このアスペルギスです。
ホコリの中や汚れた空気の中に多く生息しています。エアコンや換気扇のフィルターにも溜まりやすいカビです。
目の角膜に感染することがあるカビで、痛みや充血や時には角膜真菌症を起こします。静電気がある場所を好み、テレビなど電気製品の裏側に発生しやすいです。
エクソフィアラはとても恐ろしいカビです。傷口から体内へ入り込み、皮膚や肝臓、更に脳にまで膿瘍や潰瘍を引き起こし、死に至ることもあります。
台所や浴室などの水回りで見かける黒いカビがこのカビです。皆さんも必ず一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。家の中に潜むカビが、まさかそこまで恐ろしいものとは想像もしていませんでしたよね?
カビは高温多湿な環境を好みます。梅雨から夏の時期にかけてカビが生えやすいのはイメージ湧きますよね?
カビの繁殖を抑えるには、とにかく家の中を湿気まみれにしないことが大事です。とはいえ、エアコンや除湿機で除湿するには限界があります。なぜならば、家中に空いた隙間を通して、湿気が外から次々と入り込んでくるからです。イタチごっこのようなものです。
「隙間なんてどこにあるの?」ってツッコミを入れたくなるかもしれませんが、皆さんの目に見えなくても隙間は空いています。しかも、その隙間を重ね合わせれば、ハガキ3枚分もの大きさになるくらいです。
だからこそ、隙間のない(=気密性の高い)家づくりが大事なのです。
カビ対策に関する詳細は、家づくりラボの記事カビの生えない家の条件|カビと湿度の不都合な真実にてご確認ください。
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